株価指数先物【昼のコメント】SQに絡んだ売買自体は日経225型、TOPIX型ともに売り越しと観測

市況
2020年12月11日 12時32分

日経225先物は11時30分時点、前日比110円安の2万6520円(-0.41%)前後で推移している。寄り付きは2万6720円とシカゴ先物清算値(2万6645円)を上回って始まり、現物の寄り付き直後には2万6760円まで上昇した。SQ値は概算で2万6713円47銭となり、日経平均株価は寄り付きの段階でSQ値を上回っている。

ただし、SQに絡んだ売買自体は日経225型、TOPIX型ともに売り越しと観測されている。手口面からの分析のためSQ以外も含まれているが、SQ値が高い割には意外感があった。SQ通過後は早い段階で下げに転じると、前場半ばには2万6480円まで下げ幅を広げている。前引けのTOPIXは0.07%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れは入らないだろう。週末要因で模様眺めムードが高まりやすいほか、ファイザーのワクチン承認の行方も見極めたいところであろう。

引き続きファイザーのワクチン承認の報道に備える一方で、東京都の新規感染者数にもアルゴが発動しやすいため、短期的な回転売買が中心になりそうである。NT倍率は先物中心限月で14.99と15.00を割り込んできている。テクニカル面では25日移動平均線辺りまで下げてきたこともあり、いったん反発を意識しつつも、割り込んだ場合はNT倍率の低下が強まる可能性もあるため、こちらも見極めたいところであろう。

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