モルフォ大幅高、AI学習環境が高度運転支援システム向け画像認識開発に採用
モルフォ<3653>が大幅高となっている。同社はきょう、デンソー<6902>との共同開発において、自社の人工知能(AI)学習環境システムが高度運転支援システム向けの画像認識開発に採用されたと発表。これにより両社で共同開発した各種タスク・モデルを用いたAI学習を効率的に実施することが可能となるという。
また、この日は電子部品検査装置メーカーである東京ウエルズ(東京都大田区)の画像検査システムに、自社のAI技術が採用されたことも発表しており、これも材料視されているもよう。このAI技術は、電子部品のキズや汚れ、欠けなどの不良品検知を目的とした良品画像・不良品画像の分類技術、異品種混入や電極欠損などの予期せぬ異常画像を検知する異常検知技術、そしてこれらの学習モデルを生成するためのAI学習環境だとしている。