伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (12月15日記)
日経平均株価は、昨日、7日の高値2万6894円を超えられずに上値を抑えられたことで、現状での上値の重さを再確認する格好になっています。
すでに弱気有利な状況と見られるため、価格が上昇の流れを継続するには、本日中に2万6894円を超える作業が必要です。
強気の展開になる場合、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、一気に2万6894円を超える動きになると考えられます。
本日は、2万6894円を超えられずに上値重い動きがあらわれた時点で、その後の価格が下降を開始する可能性が出てきます。
寄り付き後、すぐに下げの流れへ入るなら、寄り付き後の高値が本日の最高値となって、本日は、大陰線をつける動きになる可能性が出てきます。
弱気の展開になる場合、今週は、11月20日の安値25425円を目指す動きになる可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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