★本日の【イチオシ決算】 アクシス、カヤック、アイエスビー (12月17日)
1)本日(12月17日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【アクシス <4012> [東証M]】 ★今期経常を27%上方修正
◆20年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億7400万円→3億4900万円に27.4%上方修正。増益率が48.9%増→89.7%増に拡大する見通しとなった。新型コロナウイルス感染拡大による受注への影響が限定的なことに加え、費用の抑制やエンジニアの中途採用がコロナ禍で制限されたことなどが上振れの要因となる。
●サプライズな決算発表・業績修正
コスモバイオ <3386> [JQ] ★今期期末配当を16円増額修正
◆20年12月期の期末配当を従来計画の10円→26円(前年同期は8円)に大幅増額修正した。今後の収益見通しなどを踏まえ、株主への利益還元を増やす。なお、年間配当は34円(前期は14円)となる。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
カヤック <3904> [東証M] ★今期経常を30%上方修正
◆20年12月期の連結経常損益を従来予想の4.6億円の黒字→6億円の黒字(前期は5.4億円の赤字)に30.4%上方修正。ハイパーカジュアルゲームの好調持続に加え、ゲームコミュニティ、ちいき資本主義関連サービスといった育成領域の着実な成長が寄与する。ゲームサービスの運営体制をスリム化したことなども上振れにつながる。
佐鳥電機 <7420> ★上期経常を一転黒字に上方修正
◆21年5月期上期(6-11月)の連結経常損益を従来予想の5000万円の赤字→3億1000万円の黒字(前年同期は4億1300万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。半導体製造装置向け制御部品や車載情報端末用半導体の販売が想定より伸びたことが寄与。売上総利益の改善に加え、販管費が減少したことも上振れに貢献した。
ピープル <7865> [JQ] ★未定だった今期配当を50~60円に修正
◆従来未定としていた21年1月期の期末一括配当は50~60円(前期は38円)実施する方針とした。足もとの好調な業績動向などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。配当利回りは50円ベースで4.33%となる。権利付き最終日(1月18日)を約1ヵ月後に控え、高水準な配当を狙う買いが期待される。
アイエスビー <9702> ★今期配当を6円増額修正
◆20年12月期の期末一括配当を従来計画の50円→56円(前期は38円)に増額修正した。業績動向や財政状態、配当性向などを総合的に勘案し、株主への利益還元を増やす。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。
■引け後発表
◆本決算:
<2315> CAICA [JQ]
合計1社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース