18日の株式相場見通し=一進一退か、米株最高値も円高など警戒

市況
2020年12月18日 8時01分

18日の東京株式市場は、売り買い交錯のなか狭いゾーンで一進一退の展開か。前日の米国株市場では主要株価指数が揃って上昇、NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数いずれも過去最高値を更新するなどリスクオンの流れが続いている。新型コロナウイルスの感染拡大は続いているものの、ワクチン普及への思惑や追加経済対策への期待、またFRBの大規模緩和政策の継続姿勢が買い安心感を与えている。東京市場でもこの流れを引き継ぎ主力株はじめ買いが優勢となりそうだが、2万7000円近辺は売りポジションが厚く、上値の重さが意識されている。ここ外国為替市場でドル安・円高傾向にあることも輸出セクターを中心に警戒材料となる。きょうは黒田日銀総裁の記者会見を控えるほか、週末要因も考慮して積極的に上値を買い進む動きは見込みにくい。

17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比148ドル83セント高の3万303ドル37セントと反発。ナスダック総合株価指数は同106.557ポイント高の1万2764.745だった。

日程面では、きょうは11月のCPI、日銀の金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見。海外では12月の独Ifo企業景況感指数、11月の英小売売上高、7~9月の米経常収支など。

出所:MINKABU PRESS

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