株価指数先物【引け後コメント】米系証券によるTOPIX買いがNT倍率を低下
大証3月限
日経225先物 26740 -30 (-0.11%)
TOPIX先物 1795.0 +5.0 (+0.27%)
日経225先物(3月限)は前日比30円安の2万6740円で取引を終了。寄り付きは2万6720円とシカゴ先物清算値(2万6750円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後には2万6750円をつけたが、早い段階で2万6700円を下回っている。前場半ばにかけて切り返しをみせるも、2万6750円を超えられなかった。後場半ばには2万6640円まで下げる場面がみられたが、引けにかけては下げ幅を縮めており、下落とはなったが日中の高値水準で取引を終えた。
東証1部の騰落銘柄は昨日同様、値上がり、値下がり数が拮抗しており、リバランスの流れが中心。その中で東京エレクトロン <8035> 、エムスリー <2413> 、ファナック <6954> 辺りの弱い値動きが日経平均株価の重荷となっている。これによりNT倍率は14.89と低下しており、テクニカル面では5日、25日移動平均線に抑えられる形状で調整をみせてきている。テクニカル的には想定された低下といったところであろう。
また、米ファイザーは新型コロナウイルスのワクチンの日本国内での使用に向け、18日に厚生労働省に承認を求める申請を行ったと伝わっており、特例承認を求めているようである。米国同様の流れとなるようだと、バリューシフトも意識されやすいところだろう。ただし、米国のSQ通過後の需給状況を見極める必要があると考えられる。米国のSQ通過後はより参加者が限られてくると考えられるため、12月SQ値水準での押し目狙いのロングスタンスから、短期的な値幅取り狙いの売買になろう。
手口面では日経225先物は、ドイツが530枚、野村が520枚、SMBC日興が440枚、JPモルガンが420枚程度の売り越しに対して、ABNアムロが1430枚、ゴールドマンが320枚程度の買い越しだった。TOPIX先物ではABNアムロが1180枚、SMBC日興が940枚、ソジェンが860枚、クレディスイスが520枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが1980枚、モルガンSが860枚、シティが850枚程度の買い越しだった。米系証券によるTOPIX買いがNT倍率を低下させた形となる。
株探ニュース