レノバ、ウエストHD、NPCなど買い優勢、日米の脱炭素への取り組みが追い風に
レノバ<9519>、ウエストホールディングス<1407>がいずれも4日ぶり反発に転じたほか、エヌ・ピー・シー<6255>が5日ぶりに反発と、ここ調整色をみせていた太陽光発電関連株に買いが優勢となっている。バイデン次期米大統領は再生可能エネルギーの活用など脱炭素社会に向けた取り組みに積極的な姿勢を打ち出しており、4年間で2兆ドルという過去最大規模の環境インフラ投資を行う構えにある。来年1月20日に大統領就任後は早い段階で米国はパリ協定に復帰する見通しだ。国内でも政府は21年度予算で脱炭素に向け2兆円の基金を創設する。こうした日米の政策方針を背景に、全体相場がリスクオフの地合いにあっても太陽光発電分野に展開する代表的な銘柄に物色の矛先が向いている。