スマレジに強気評価、国内有力証券は目標株価6200円に引き上げ
スマレジ<4431>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は21日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに、目標株価を4100円から6200円に引き上げた。同社は小売店向けクラウド型POSレジ「スマレジ」の開発・販売などを展開。消費税改定や軽減税率対策補助金による特需のはく落や緊急事態宣言による影響もあり、第2四半期(5~10月)の営業利益は前年同期比34.4%減の3億4500万円の減益となった。ただ、6月以降は商談数が回復しており、契約が堅調に推移している模様。医療・薬局向けに加え、行政サービスの窓口向けなどの需要で、下期からの成長への回帰が見込まれている。21年4月期の営業利益は前期比9.6%減の6億7800万円の見込みだが、同証券では22年4月期の同利益は今期推定比22.4%増の8億3000万円を予想している。