前週末25日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

注目
2020年12月28日 5時20分

■出前館 <2484>  3,290円 (-550円、-14.3%)

出前館 <2484> [JQ]が急反落。24日取引終了後に発表された第1四半期(9-11月)の連結営業損益は31億9400万円の赤字(前年同期は2億1000万円の赤字)となった。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にした巣ごもり需要で飲食店向けのデリバリーサービスは順調だったが、人件費や広告宣伝費の増加が足を引っ張った。21年8月通期の連結営業損益は130億円の赤字見通しで据え置いている。

■ストライク <6196>  5,290円 (-740円、-12.3%)

東証1部の下落率2位。ストライク <6196> が急反落。24日の取引終了後に発表した21年9月期第1四半期(9-11月)の非連結業績は、売上高11億9700万円(前年同期比19.2%減)、経常利益3億1200万円(同49.7%減)に落ち込んでおり、これが嫌気された。M&A案件の成約組数は前年同期並みだったものの、取引実行が翌四半期にずれ込んだ大型案件が3組発生したほか、中小型案件でも成約の遅延が生じたことが響いた。なお、21年9月期(決算期変更につき13ヵ月決算)の通期業績予想は売上高83億6800万円、経常利益30億8300万円を据え置いている。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,692円 (-250円、-3.2%)

ソフトバンクグループ <9984> が4日続落と下値模索の動きを強めている。前日24日に8000円大台を終値で割り込んだが、25日も売り圧力の強い展開となった。同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団が、前日の米国株市場で終値ベースで13%超の急落をみせており、これがネガティブ材料となった。中国の規制当局は24日、アリババ集団について独占禁止法の疑いで調査を開始したことを発表しており、これがアリババ株の売りを呼んだ。

※25日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.