村田製が9000円大台を回復し最高値視野、5G・車載向け需要開拓で新局面へ
村田製作所<6981>が4連騰で9000円台を回復。終値で9000円台をキープすれば今月3日以来約4週間ぶりとなる。セラミックコンデンサーで断トツの世界シェアを誇る。米アップルの「iPhone12」など今後5G対応スマートフォンの市場が急速に拡大するなか、新たなコンデンサー需要の獲得が期待されている。また、世界最小・最薄の車載向け積層セラミックコンデンサーの量産を始めており、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転車の普及局面で収益貢献が本格化する見込み。11月30日につけた上場来高値9293円の奪回をにらんでいる。