象印が続伸、20年11月期営業利益の計画上振れと今期の増益・増配予想を好感

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2020年12月28日 14時05分

象印マホービン<7965>が続伸している。前週末25日の取引終了後に発表した20年11月期連結決算で、営業利益は54億4000万円(前の期比0.1%減)と減益となったものの、従来予想の47億円を上回ったことに加えて、21年11月期は同57億円(前期比4.8%増)と増益に転じる見通しであることが好感されている。年間配当予想も前期比4円増の30円にするとしている。

前期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で売上高は減少した。ただ、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズが好調に推移したほか、オーブントースターやホットプレートなどの巣ごもり関連商品、空気洗浄機などの生活家電製品が伸長した。また、イベントの自粛などにより販管費が減少したこともあり計画を上振れたようだ。

なお、今期は既存商品の活性化や新規商品を継続的に投入し、国内、海外とも積極的な販売活動を行うほか、開発効率の向上や価格競争力の強化に取り組んだことで増益を目指すとしている。

出所:MINKABU PRESS

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