三光合成が上値追い加速、EV向け樹脂部品で需要拡大思惑
三光合成<7888>が大幅高で3連騰、昨年末を境にトレンド転換、目先は25日移動平均線を足場に上値指向を強めている。バンパーをはじめとする自動車向け樹脂部品を手掛けるが、世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に、同社の収益機会が高まることへの期待が買いを誘導している。車体軽量化が重視されるEVは内燃機関を持たないこともあり、ガソリン車よりも樹脂部品の割合が増える傾向にある。また、米国ではEV大手のテスラが前日は8%高と値を飛ばし、ついに10連騰を記録、EV関連株人気は東京市場にも波及している。