「5G」が9位にランク、総務省が基地局の整備目標を引き上げ<注目テーマ>

特集
2021年1月7日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1 再生可能エネルギー

2 全固体電池

3 デジタルトランスフォーメーション

4 水素

5 電気自動車関連

6 2020年のIPO

7 新型コロナワクチン

8 洋上風力発電

9 5G

10 人工知能

みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「5G 」が9位となっている。

総務省は昨年12月25日に、第5世代移動通信システム(5G)の基地局を2023年度末までに全国で28万局(当初の開設計画比4倍)以上を整備することなどを掲げた「ICTインフラ地域展開マスタープラン3.0」を公表した。昨年7月に策定したマスタープラン2.0では同年度末までの目標を21万局としていたが、携帯電話各社が今後10年間で5G基地局整備などにそれぞれ2兆円程度の投資を行う計画が示されたため目標を見直したとしている。

このほかマスタープラン3.0には、5G用周波数として1.7ギガヘルツ帯(東名阪以外)の追加や5G基地局整備などにおけるインフラシェアリングの推進、ブロードバンドのユニバーサル化などの検討、光ファイバー未整備世帯数を21年度末までに約17万世帯(18年度末は約66万世帯)に減少、光ファイバー と携帯電話ともに利用できない地域の早期解消も盛り込まれた。

5Gの全国展開を大幅に前倒しするとしていることから、コムシスホールディングス<1721>や協和エクシオ<1951>といった電気通信工事大手のほか、通信基地局のシェアリングなどを手掛けるJTOWER<4485>、5G基地局向け計測器を提供するアンリツ<6754>、5G基地局向けテスト装置を扱うアルチザネットワークス<6778>、5G対応アナログ光伝送装置などを手掛ける多摩川ホールディングス<6838>などのビジネス機会が広がりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.