ツインバードは後場急騰、保冷庫の大型受注など考慮し通期見通し上方修正
ツインバード工業<6897>は後場急騰している。きょう午後1時ごろ、21年2月期連結業績予想を上方修正し、売上高を122億~124億円(従来予想122億円)、営業利益を3億2000万~4億3000万円(同2億5000万円)と発表しており、これが好感されている。
ホテルや病院向けの業務用家電市場の需要低迷が継続すると見込まれるものの、家電量販市場やギフト通販市場が堅調に推移する見通し。また、FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業において、武田薬品工業<4502>との基本契約締結による大型受注や、主要取引先であるグローバル・クーリング社(米オハイオ州)による2回目の追加受注を考慮し、業績予想の上方修正を行った。