フロイントが続伸、第3四半期営業増益は4.2倍

材料
2021年1月12日 12時39分

フロイント産業<6312>が続伸している。8日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算で、営業利益3億9100万円(前年同期比4.2倍)と大幅増益となったことが好感されている。

造粒・コーティング装置を主力とする機械部門で、新型コロナウィルス感染拡大の影響により輸出案件の一部に出荷の遅れが発生したことを受けて、売上高は108億5200万円(同2.3%減)となったものの、米子会社が米国政府によるコロナ対策の補助金を受け取ったほか、グループ全体として経費削減を図ったことが寄与し、増益を確保した。

なお、21年2月期通期業績予想は、売上高178億円(前期比6.1%増)、営業利益10億円(同79.1%増)の従来見通しを据え置いている。また、未定としていた期末一括配当を20円(前期20円)にするとあわせて発表した。

出所:MINKABU PRESS

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