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2021年1月12日 15時17分
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話題株ピックアップ【夕刊】(1):東電HD、ルネサス、良品計画

■ヒトコムHD <4433>  1,693円  +300 円 (+21.5%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ

ヒト・コミュニケーションズ・ホールディングス<4433>が後場急伸。同社はきょう午前11時30分頃に、21年8月期第1四半期(20年9~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比40.7%増の14億3200万円となり、上半期計画17億円に対する進捗率は84.2%に達した。売上高は同13.9%増の206億2300万円で着地。消費行動の変化による電子商取引(EC)需要を捉えたECプラットフォーム活用支援・受託事業の売り上げが拡大したほか、「鬼滅の刃」や「サンリオ」など有力ライセンスの活用による企画提案を強化したホールセール事業が伸長したことなどが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■サーバーワークス <4434>  4,895円  +635 円 (+14.9%)  本日終値

サーバーワークス<4434>がカイ気配スタートで大幅高。前週末8日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、1月15日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要の発生を先取りする形で買われた。同社は、米アマゾングループが提供するクラウドサービス「アマゾンウェブサービス(AWS)」の導入支援を主力とするクラウドシステム構築事業者。21年2月期単独業績予想は、売上高80億300万円(前期比17.5%増)、経常利益3億7700万円(同10.4%減)を見込んでいる。

■東電HD <9501>  328円  +27 円 (+9.0%)  本日終値

東京電力ホールディングス<9501>や関西電力<9503>、中部電力<9502>、Jパワー<9513>など電力株が軒並み買われた。電力大手各社は、全国的に厳しい寒さが続いている影響で電力需要が大幅に増加していることから、相次いで節電を呼びかけている。電力需給逼迫への懸念を背景に、日本卸電力取引所(JEPX)で取り引きされるスポット価格が高騰しており、こうしたことから電力株全般に思惑的な買いが向かった。一方でスポット価格の高騰は、JEPXからの電力調達に頼る新電力事業者には逆風となり、関連銘柄のグリムス<3150>やイーレックス<9517>などは売られた。

■フェローテク <6890>  2,009円  +117 円 (+6.2%)  本日終値

フェローテックホールディングス<6890>が大幅続伸し、連日で昨年来高値を更新。きょう付けの日刊工業新聞で「中国・東台工場(江蘇省東台市)でパワー半導体基板の生産能力を現状の2倍以上に増やす検討を始めた」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、21年度中に、アルミナ材料を用いたパワー半導体用絶縁・放熱基板(DCB基板)の月産能力を現状比2倍超の77万枚にするほか、放熱性や信頼性を高めた活性ロウ付け法(AMB)基板で同2倍の20万枚に引き上げる計画だという。工作機械や家電向け電源用インバーターなどに用いるDCB基板は需要が回復基調にあるが、電気自動車(EV)向けに更なる需要増が見込めるとして、生産能力増強に踏み出すようだ。

■中外製薬 <4519>  5,862円  +327 円 (+5.9%)  本日終値

中外製薬<4519>が急伸し昨年来高値を更新。複数のメディアで、同社が開発したリウマチ治療薬「トシリズマブ」(製品名「アクテムラ」)について、英政府が新型コロナウイルス治療に有効だと発表したと報じられており、これが好材料視された。報道によると、死亡リスクを軽減させたほか、入院期間の短縮につながったとしており、英国では今後、集中治療室に運ばれた患者に対して使用するという。なお、日本においては、21年中に承認申請することを目指している。

■良品計画 <7453>  2,486円  +130 円 (+5.5%)  本日終値

良品計画<7453>が大幅に8日続伸。一時、前週末に比べ約14%高と急騰し昨年来高値を更新した。8日取引終了後、同社が発表した第1四半期(20年9~11月)の連結営業利益は131億5400万円と好調だった。巣ごもり需要で、食品や衣料などの販売が伸びた。市場では100億円前後の利益を見込んでいただけに、予想を上回る業績を好感する買いが流入した。海外の東アジアを含む全エリアで販促や販管費が抑制されており、業績は回復軌道に乗っていることが評価されている。

■ルネサス <6723>  1,209円  +60 円 (+5.2%)  本日終値

ルネサスエレクトロニクス<6723>が3日続伸。同社はきょう、コネクテッドカー開発でマイクロソフトと協業したと発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。ルネサスの車載用SoC(System on Chip)R-Carを搭載したR-Carスタータキットを、マイクロソフトのモビリティー業界向けプラットフォームMicrosoft Connected Vehicle Platform(MCVP)の開発環境として使用することにより、車両とクラウドを連携したシステム開発の効率向上を実現。ユーザーは、この開発環境を用いることにより、クラウド上やパソコン上で開発したソフトウェアをR-Car SoCに搭載し、自動車や各種モビリティーの組み込み環境で事前検証することが可能になるという。

■オープンハウス <3288>  4,085円  +155 円 (+3.9%)  本日終値

オープンハウス<3288>がしっかり。SMBC日興証券が8日付で、投資評価を「2」から「1」としたことが好材料視されたようだ。なお、目標株価は4500円で据え置いている。20年11月に決算・中計を発表して以降、材料出尽くし感から株価は弱含みで推移しているものの、同証券では、同社が注力する都心・準都心エリアの好調な戸建住宅需要は続くと予想。また、マンション事業、収益不動産、アメリカ事業の他の既存事業の成長やM&Aなど新規投資の可能性も考慮すれば、25年9月期までの5年間の年率平均営業利益成長率は11.4%と高水準の成長が続くと見込んでいる。

■NEC <6701>  5,910円  +210 円 (+3.7%)  本日終値

NEC<6701>が大幅高で3日続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「人工知能(AI)を活用した医療機器の販売に乗り出す」と報じられたことが好材料視された。記事によると、同社が強みとする顔認証技術を応用し、大腸がん検査の内視鏡画像をAIがリアルタイムで解析し、医師ががんや前段階のポリープを見つけるのを支えるとしている。5年で国内と欧州で1000台の販売を目指し、5年後に関連事業で100億円の売上高を見込むとしていることから、業績への貢献も期待されている。

■あさひ <3333>  1,725円  +59 円 (+3.5%)  本日終値

あさひ<3333>が後場上げ幅を拡大。午後1時ごろに発表した12月度の月次営業速報で、既存店売上高が前年同月比46.1%増となり、2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。コロナ禍による移動手段の見直しや健康意識の高まり、外遊び需要の増加などを背景にした自転車需要の増加傾向が続いており、客数が同22.3%増、客単価が同19.4%増といずれも好調に推移した。なお、全社売上高は50.0%増だった。

株探ニュース

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