米国株見通し:底堅い値動きか、追加経済対策への期待感で

市況
2021年1月13日 15時04分

(14時50分現在)

S&P500先物      3,798.88(+4.38)

ナスダック100先物  12,915.38(+25.13)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は40ドル高。NY原油先物(WTI)は高値水準を維持し、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。

12日の取引で主要3指数は反発。ダウは60ドル高の31068ドルで取引を終えた。前日の調整による売りが一服し、買いが先行した。材料難のなかバイデン次期政権の数兆ドル規模にのぼる大型の追加経済対策に期待が膨らみ、指数を押し上げた。また、連邦準備制度理事会(FRB)当局者から長期的な金融緩和の方針が示され、株買いの支援材料に。セクター別では原油高でエネルギーが物色されが、ハイテクは利益確定売りに押され、相場の重石となった。

本日は買い先行の見通し。バイデン次期大統領は明日にも追加対策を発表する方針で、回復を先取りした買いが先行しそうだ。また、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は14日の講演で金融緩和を堅持するスタンスを強調するとみられ、買いの支援材料となろう。ただ、明日以降の企業決算の本格化を前に、様子見ムードも予想される。一方、トランプ大統領の弾劾訴追に関しペンス副大統領は消極的な姿勢で、政治の混乱を嫌気した売りはいったん収束しそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.