サカタタネが続伸、家庭園芸の需要増え21年5月期業績予想を上方修正

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2021年1月14日 9時25分

サカタのタネ<1377>が続伸している。13日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、売上高を617億円から648億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を60億円から72億円(同3.8%減)へ、純利益を44億円から56億円(同8.1%減)へ上方修正したことが好感されている。

新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて、花種子はイベントや観光関連の装飾用、植栽用の需要が減少したものの、春の第1波によるマイナス影響からの市場回復が早かったことや家庭園芸への需要増加で、減少幅が想定よりも小幅にとどまったことが要因。また、上期の野菜種子や資材で、新型コロナウイルス感染症のマイナス影響が軽微だった一方、家庭園芸の需要増などプラスの影響があったとしている。

なお、同時に発表した第2四半期累計(6~11月)決算は、売上高315億2400万円(前年同期比10.0%増)、営業利益56億4000万円(同46.9%増)、純利益43億2000万円(同39.5%増)だった。

出所:MINKABU PRESS

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