三菱UFJが6日続伸、商い伴い約10カ月ぶりにフシ目の500円台回復
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が6日続伸と上値追い態勢にあり、507円台まで上値を伸ばした。同社株は昨年3月初旬のコロナショックによる株価急落途上でフシ目とみられていた500円台を割り込んだが、それ以来約10カ月ぶりの回復となった。米長期金利の上昇が顕著で米国事業の運用環境改善に期待が高まっている。国内トップのメガバンクにもかかわらずPBRが0.4倍弱の水準で5%近い配当利回りも見直し要因となっている。売買代金も東証1部上場企業のなかでベスト5にランクインするなど市場の注目度は高い。