東京株式(前引け)=大幅続伸、リスクオン加速し高値圏で着地

市況
2021年1月14日 11時40分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比392円42銭高の2万8849円01銭と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億5128万株、売買代金概算は1兆4205億5000万円。値上がり銘柄数は1108、対して値下がり銘柄数は962、変わらずは118銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は寄り付きこそやや売りが先行したが、その後すぐにプラス圏に切り返し、あとは次第高の展開となった。前引けは400円近い上昇でほぼ高値圏で着地した。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は拭えないものの、バイデン新政権下での大型の景気刺激策に対する期待からリスクを取る動きが加速した。半導体関連や銀行株などが牽引し上値指向が継続した。また、先物を絡めた売り方の買い戻しが全体相場の上げ足を助長する形に。中小型株よりも大型株への買いが目立つ状況で、全体売買代金も前引け段階で1兆4000億円台と高水準。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が群を抜く商いをこなし高いほか、レーザーテック<6920>も上値追い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も出来高を伴い買い優勢。ファーストリテイリング<9983>、エムスリー<2413>なども値を上げた。エスプール<2471>、イワキ<8095>が急伸、マネックスグループ<8698>も活況高。半面、日本電産<6594>が冴えず、HOYA<7741>も軟調、デンソー<6902>も売りに押された。セラク<6199>が急落、神栄<3004>の下げも目立つ。パソナグループ<2168>も大きく水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS

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