外為サマリー:104円00銭前後で推移、米追加経済対策に関心
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=103円98銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=126円39銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前11時過ぎに上昇基調を強めた。それまでの103円80銭台の水準から午前11時30分過ぎには一時104円20銭前後まで上昇した。今晩発表される予定のバイデン次期大統領の追加経済対策案の規模が2兆ドル前後となりそうだ、とCNNが報じたと伝わった。これを受け、米長期金利が上昇しドルも値を上げた。午後にかけ、いったん104円割れへ値を下げたが、追加経済対策への期待は強く下値には買いが流入している。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.2155ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。