株価指数先物【昼のコメント】2万8000円固めの展開を想定しておきたい

市況
2021年1月18日 12時16分

日経225先物は11時30分時点、前日比210円安の2万8250円(-0.73%)前後で推移している。寄り付きは2万8240円とシカゴ先物(2万8320円)を下回って始まり、現物の寄り付き直後には2万8080円まで下げ幅を広げる場面がみられた。前場半ばにかけて2万8330円と下げ渋る場面がみられたが、海外勢の取引が限られるなか、2万8250円近辺でのこう着が続いている。

日経225先物はナイトセッションで2万8140円まで下げていたこともあり、2万8000円近辺での攻防は想定内だろう。2万8000円を割り込まなかったことで同水準での底堅さが意識され、短期筋にとっても売り仕掛けづらくなったといえる。引き続き2万8000円固めの展開を想定しておきたい。

前引けのTOPIXは0.49%の下落であり、後場は日銀のETF買い入れはなさそうだ。需給面での下支えは期待しづらいが、前場の東証1部の売買代金は辛うじて1兆円を上回る薄商いであるため、仕掛け的な売買に対するカバーも早いと考えられる。NT倍率の低下は想定内であり、低下場面においてはNTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)によるスプレット狙いのポジションを積み上げる戦略も一考であろう。

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