太陽誘電が大幅反発、国内大手証券が投資評価を7300円へ引き上げ
太陽誘電<6976>が大幅高で3日ぶりに反発し、昨年来高値を更新している。SMBC日興証券が18日付で投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を3300円から7300円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、巣ごもり消費の増加、自動車生産台数の回復と電装化、5Gの拡大に伴うMLCC(積層セラミックコンデンサ)の需要増に対して供給不足が見えつつあり、価格下落の可能性が大幅に低下したと予想。同社の利益拡大ペースが再び加速局面に入ったと判断し、21年3月期の営業利益予想を300億円から394億円へ、22年3月期を同408億円から647億円へ引き上げた。