20日の株式相場見通し=米株高を受け続伸か、イエレン発言が追い風に

市況
2021年1月20日 8時00分

20日の東京株式市場は、買い優勢の展開を想定。日経平均は続伸する可能性が高いが、前日の400円近い上昇の反動で上値も重そうだ。3連休明けとなった前日の米国株市場ではNYダウが4日ぶりに反発、半導体関連株が買われハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上昇率はNYダウを上回った。この日、次期財務長官となるイエレン氏が公聴会で財政出動を伴う景気回復に前向きなコメントを示したほか、法人増税については当面は焦点をあてるべきではないという考えを明らかにしたことが株式市場に追い風となった。東京市場では米国のリスク選好ムードを引き継ぐことが予想されるが、前日に米株価指数先物を横目に日経平均は先物を絡め大幅高をみせていたこともあって、その分上げ幅は限られそうだ。

19日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比116ドル26セント高の3万930ドル52セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同198.678ポイント高の1万3197.180だった。

日程面では、日銀の金融政策決定会合(~21日)、20年の訪日外国人消費動向調査、20年12月の主要コンビニエンスストア売上高など。海外では、バイデン次期米大統領の就任式、マレーシア中銀、カナダ中銀、ブラジル中銀の金融政策決定会合(政策金利発表)など。

出所:MINKABU PRESS

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