ジェイリースがカイ気配スタート、21年3月期業績予想の上方修正と3期ぶり復配を好感
ジェイリース<7187>がカイ気配スタートとなっている。21年3月期の連結業績予想について、売上高を74億円から75億円(前期比11.2%増)へ、営業利益を5億8000万円から8億4000万円(同5.4倍)へ、純利益を3億6000万円から5億円(同20.8倍)へ上方修正したことが好感されている。
足もとで、引き続きオンライン活用をはじめとする非対面営業の強化や顧客ニーズへの対応強化などの各施策を実施し、新規申込及び既存契約からの継続保証料などが順調に推移したことが寄与する。また、事業用不動産に関する保証業務の引き合いが強まっていることや、貸倒コストの抑制、債権管理業務コストの削減に取り組んでいることも奏功するとしている。
あわせて、従来無配を予想していた期末配当について5円を実施すると発表しており、これも好材料視されている。3期ぶりの復配となる見込みだ。