日通は大幅反発、21年3月期業績予想を一転営業増益へ上方修正し自社株買いも実施へ

材料
2021年2月1日 9時25分

日本通運<9062>は大幅反発し昨年来高値を更新している。1月29日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆円から2兆500億円(前期比1.5%減)へ、営業利益を550億円から720億円(同21.6%増)へ、純利益を400億円から530億円(同3.0倍)へ上方修正し、減益予想から一転して増益予想としたことが好感されている。

国際貨物の輸送需要の伸長に加えて、各種費用の削減効果が想定以上に推移したことが利益を押し上げた。なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)業績は、売上高1兆4987億円(前年同期比4.3%減)、営業利益490億6400万円(同8.9%増)、純利益441億300万円(同41.0%増)だった。

あわせて200万株(発行済み株数の2.14%)、100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月1日から3月24日までで、株主への利益還元と資本効率の向上を図るためとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.