東京株式(前引け)=反発、前週急落の反動で買い戻し

市況
2021年2月1日 11時59分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比241円87銭高の2万7905円26銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億8455万株、売買代金概算は1兆2176億円。値上がり銘柄数は1422、対して値下がり銘柄数は683、変わらずは81銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前週後半に日経平均が急落した反動もあり、買いが優勢の地合いとなった。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合指数など主要株価指数が大きく下げたものの、それに先立って日経平均は米株先物を横目に前週末に急落していたことから、きょうは押し目買いや買い戻しの動きを誘発した。一時300円近い上昇をみせる場面もあったが、上値を買い進む動きは限定的で伸び悩んだ。取引時間中も含め2万8000円台には届かなかった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、任天堂<7974>も買われた。エムスリー<2413>が大きく反発したほか、NEC<6701>は商いを膨らませ大幅高。キーエンス<6861>、東京エレクトロン<8035>なども買いが優勢だった。スクロール<8005>がストップ高に買われ、ZOZO<3092>も一時値幅制限いっぱいに買われた。半面、村田製作所<6981>、TDK<6762>などが安く、JCRファーマ<4552>も利食われた。マーベラス<7844>が急落、タダノ<6395>も安い。アイティメディア<2148>が大幅安となり、味の素<2802>の下げも目立った。

出所:MINKABU PRESS

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