イー・ガーディアン---1Qは2ケタ増収増益、ソーシャルサポートの売上高が大幅増

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2021年2月2日 16時44分

イー・ガーディアン<6050>は1日、2021年9月期第1四半期(20年10月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比26.4%増の23.43億円、営業利益が同15.9%増の4.16億円、経常利益が同20.8%増の4.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.6%増の2.74億円となった。

ソーシャルサポートの売上高は前年同期比70.9%増の11.99億円となった。新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加や外出自粛によって、インターネットサービスは需要が増えたもの、減少したもの等、大小様々な影響が出ている。その中で、同社はコロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力した。これまでに蓄積したノウハウとAIの活用により高効率を実現し、売上を拡大した。

ゲームサポートの売上高は前年同期比9.9%減の5.86億円となった。新開発のカスタマーサポートシステムである「hinagata」によって、メールテンプレートやツールの統合により品質向上と業務効率化を実現し、顧客満足度の向上に努めてきた。

アド・プロセスの売上高は前年同期比22.5%増の2.77億円となった。成長が続く動画市場において、動画に掲載される広告に対する審査に注力した。

サイバーセキュリティの売上高は前年同期比13.8%増の1.42億円となった。ジェイピー・セキュアは100万サイトを超える導入実績があり、国内利用サイト数首位であるソフトウェア型WAFを提供した。グレスアベイルは国内初のコンテナ型WAFである新開発の「GUARDIAX」の拡販に注力した。また、脆弱性診断においては、EGセキュアソリューションズが、グレスアベイル及びジェイピー・セキュアとのグループシナジーを強みに、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指してきた。

その他の売上高は前年同期比8.4%減の1.37億円となった。EGテスティングサービスが、既存顧客への深耕営業や新規開拓を目指してきた。

2021年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.0%増の88.62億円、営業利益が同14.0%増の15.26億円、経常利益が同12.8%増の15.57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.4%増の10.43億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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