株価指数先物【昼のコメント】NT倍率25日線割れでNT倍率低下がより意識されやすい

市況
2021年2月4日 12時13分

日経225先物は11時30分時点、前日比130円安の2万8510円(-0.45%)前後で推移している。利食い先行のなか、寄り付きは2万8530円とシカゴ先物(2万8580円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後はシカゴ先物にサヤ寄せする形で2万8590円と下げ幅を縮めたものの、前日までの上昇による目先的な達成感が意識されるなか、前場半ばには2万8430円まで売られる場面があった。ただ、押し目買い意欲も強く、前引けにかけては2万8500円辺りでの底堅さがみられた。

指数インパクトの大きいところでは、ソニー <6758> がけん引するものの、昨日同様、エムスリー <2413> や東京エレクトロン <8035> には利益確定が続いており、日経平均の重荷となっている。一方で、バリューシフトが意識されてTOPIX型優位の展開にある。そのため、NT倍率は先物中心限月で15.22倍に低下し、テクニカル面で支持線として機能していた25日移動平均線(15.29倍)を割り込んできている。目先的にはNT倍率の低下がより意識されやすいだろう。

なお、前引けのTOPIXは0.07%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れはない。引き続き2万8500円辺りでの底堅さを見極めたいところであり、短期的に売りを仕掛けてくる場面では押し目狙いのスタンスとなる。

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