メディネット---1Q減収、新型コロナウイルス感染症の拡大により細胞加工売上が減少

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2021年2月9日 10時59分

メディネット<2370>は5日、2021年9月期第1四半期(20年10月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比52.7%減の1.39億円、営業損失が3.06億円(前年同期は1.72億円の損失)、経常損失が3.37億円(同1.65億円の損失)、四半期純損失が3.08億円(同1.67億円の損失)となった。

当第1四半期においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、細胞加工売上は前年同期と比べ大幅に減少したこと等により、売上高は減収となった。損益面については、売上高の大幅な減少等により、売上総利益は前年同期比84.7%減の0.21億円、販売費及び一般管理費は同4.2%増の3.27億円となり、営業損失となった。

細胞加工業の売上高は前年同期比52.6%減の1.39億円、セグメント損失は0.55億円(前年同期は0.68億円の利益)となった。細胞加工業の3つのビジネス領域(「特定細胞加工物製造業」「バリューチェーン事業」「CDMO事業」)の拡大に向けて積極的な活動を展開している。当第1四半期においては、新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先医療機関でのインバウンドの患者数の低迷が続き、細胞加工売上は前年同期と比べ大幅に減少した。

再生医療等製品事業の売上高は前年同期比95.1%減の0.00億円、セグメント損失は0.96億円(前年同期は1.04億円の損失)となった。再生医療等製品の早期の収益化を目指すとともに、国内外で行われている再生医療等製品の開発動向にも注目し、それらのパイプライン取得、拡充を視野に入れた活動を行っている。

2021年9月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.4%増の8.10億円、営業損失が17.75億円、経常損失が17.62億円、当期純損失が17.68億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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