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話題株先取り【寄り付き】(2):日清オイリオ、THK、ブリヂストンなど

特報
2021年2月10日 9時07分

■日清オイリオグループ <2602>  3,250円  +115 円 (+3.7%)  09:07現在

9日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常は3%増益・通期計画を超過」が好感された。

日清オイリオグループ <2602> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.8%増の130億円となり、通期計画の120億円に対する進捗率が108.8%とすでに上回り、さらに5年平均の84.6%も超えた。

⇒⇒日清オイリオグループの詳しい業績推移表を見る

同時に発表した「3.59%を上限に自社株買いを実施」も買い材料。

発行済み株式数(自社株を除く)の3.59%にあたる120万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月10日から3月31日まで。

■THK <6481>  3,655円  +105 円 (+3.0%)  09:07現在

9日に決算を発表。「今期税引き前は黒字浮上へ」が好感された。

THK <6481> が2月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期の連結税引き前損益は97.2億円の赤字(前の期は181億円の黒字)に転落したが、21年12月期は262億円の黒字に急浮上する見通しとなった。

⇒⇒THKの詳しい業績推移表を見る

■ブリヂストン <5108>  4,265円  +122 円 (+2.9%)  09:07現在

9日に業績修正を発表。「前期最終を赤字縮小に上方修正」が好感された。

ブリヂストン <5108> が2月9日大引け後(17:10)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期の連結最終損益を従来予想の600億円の赤字→240億円の赤字(前の期は2401億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

⇒⇒ブリヂストンの詳しい業績推移表を見る

■三井化学 <4183>  3,460円  +90 円 (+2.7%)  09:07現在

9日に決算を発表。「今期最終を一転41%増益に上方修正」が好感された。

三井化学 <4183> が2月9日後場(13:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比6.5%増の330億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の330億円→480億円(前期は339億円)に45.5%上方修正し、一転して41.3%増益見通しとなった。

⇒⇒三井化学の詳しい業績推移表を見る

■クレディセゾン <8253>  1,355円  +34 円 (+2.6%)  09:07現在

9日に決算を発表。「今期最終を21%上方修正」が好感された。

クレディセゾン <8253> が2月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比2.0%減の333億円となった。しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の240億円→290億円(前期は228億円)に20.8%上方修正し、増益率が5.0%増→26.8%増に拡大する見通しとなった。

⇒⇒クレディセゾンの詳しい業績推移表を見る

■富士フイルム <4901>  6,362円  +158 円 (+2.6%)  09:07現在

9日に決算を発表。「今期税引き前を20%上方修正、配当も5円増額」が好感された。

富士フイルムホールディングス <4901> が2月9日大引け後(15:00)に決算(米国会計基準)を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結税引き前利益は前年同期比5.0%増の1748億円に伸びた。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の95円→100円(前期は95円)に増額修正した。

⇒⇒富士フイルムの詳しい業績推移表を見る

■JT <2914>  2,001円  -150 円 (-7.0%) 特別売り気配   09:07現在

9日に決算を発表。「今期最終は23%減益、24円減配へ」が嫌気された。

JT <2914> が2月9日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。20年12月期の連結最終利益は前の期比10.9%減の3102億円になり、21年12月期も前期比22.6%減の2400億円に減る見通しとなった。3期連続減収、6期連続減益になる。

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■IHI <7013>  1,944円  -129 円 (-6.2%)  09:07現在

9日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が赤字転落で着地・10-12月期も赤字転落」が嫌気された。

IHI <7013> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は104億円の赤字(前年同期は86.5億円の黒字)に転落した。

⇒⇒IHIの詳しい業績推移表を見る

■五洋建設 <1893>  842円  -39 円 (-4.4%)  09:07現在

9日に決算を発表。「4-12月期(3Q累計)経常が16%減益で着地・10-12月期も22%減益」が嫌気された。

五洋建設 <1893> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.0%減の217億円に減ったが、通期計画の270億円に対する進捗率は80.7%に達し、5年平均の75.7%も上回った。

⇒⇒五洋建設の詳しい業績推移表を見る

■平和 <6412>  1,511円  -57 円 (-3.6%)  09:07現在

9日に決算を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正、未定だった配当は80円実施」が嫌気された。

平和 <6412> が2月9日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終損益は25.2億円の赤字(前年同期は152億円の黒字)に転落した。同時に、従来未定としていた今期の年間配当は80円(前期は80円)実施する方針とした。

⇒⇒平和の詳しい業績推移表を見る

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