平田機工が大幅安、21年3月期営業利益及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感
平田機工<6258>は大幅安。9日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、営業利益を25億円から42億円(前期比53.5%増)へ、純利益を15億円から28億円(同60.5%増)へ上方修正し、あわせて従来30円を予定していた期末一括配当予想を65円に引き上げると発表したが、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
予定していた案件に計画変更が生じたため、自動車関連の売り上げが予想を下回る見込みとなり、売上高は670億円から660億円(同0.6%増)へ下方修正したものの、全社的な原価率低減や販管費削減努力により、利益を押し上げる。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高467億5700万円(前年同期比8.8%増)、営業利益36億5900万円(同2.5倍)、純利益24億200万円(同2.4倍)だった。