パンチが後場一段高、受注回復傾向で21年3月期業績予想を上方修正
パンチ工業<6165>が後場一段高となっている。午後1時ごろ、21年3月期の連結業績予想について、売上高を314億円から320億円(前期比9.5%減)へ、営業利益を8億6000万円から13億8000万円(同65.1%増)へ、最終損益を3億8000万円の赤字から1億7000万円の黒字(前期34億8500万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
足もとで日本受注が回復傾向にあり、中国受注も復調が継続していることが要因。また受注の回復や、原価低減や営業戦略の再構築への取り組みで短期的な効果が表れていることも寄与する。
なお、第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高236億5800万円(前年同期比11.4%減)、営業利益9億3200万円(同3.9倍)、最終損益8000万円の赤字(前年同期27億1300万円の赤字)だった。