後場の日経平均は87円安でスタート、ソフトバンクGやエムスリーが安い/後場の寄り付き概況
日経平均 : 29475.01 (-87.92)
TOPIX : 1930.41 (-0.41)
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比87.92円安の29475.01円と前場終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含みで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=104円80銭近辺と朝方から若干円安で推移。午前の日経平均は、米国市場でナスダックが史上最高値を更新したことを好感して続伸でスタートしたが、寄り付き後は高値警戒感からマイナスに転じ、前日終値手前の方向感の無い値動きでの推移となった。後場の日経平均は、午前の終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始した。午前に引き続き、指数に寄与度の高いソフトバンクG<9984>が下落していることや、ソニー<6758>やファナック<6954>など時価総額上位の一角に売りが出ていることが相場の重しとなっているようだ。
セクター別では、海運業、繊維製品、ガラス・土石製品、電気・ガス業などが下落率上位となっており、一方、金属製品、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品、その他製品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ソニー、エムスリー<2413>、ダイキン工業<6367>、ホンダ<7267>が安く、任天堂<7974>、トヨタ<7203>、東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>、レーザーテック<6920>が高い。
《CS》