株価指数先物【昼のコメント】SQ値を突破し一気に3万円大台を回復

市況
2021年2月15日 12時27分

日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の2万9850円(+1.59%)前後で推移している。寄り付きは2万9690円とシカゴ先物(2万9615円)を上回るギャップスタートで始まり、一気に2月SQ値(2万9718円77銭)を突破。ショートカバーが強まるなか、現物の寄り付き後には一時3万10円まで急伸し大台を回復した。その後は目先の達成感から上げ幅を縮めたものの、2万9850円辺りで底堅い推移が続いている。

VIX指数は20を下回っており、リスク選好の流れが継続するなか、米ファイザーが開発したワクチンについて17日にも医療従事者から接種が始まると伝わっており、経済活動の回復が一段と進むとの見方から幅広い銘柄が買われた。節目の3万円大台を一旦回復したことに加え、週明けの米国市場が祝日で休場となることから、後場はこう着感が強まりそうだ。ただし、この水準からショートポジションを積み上げてくる流れは考えづらく、底堅さが意識されよう。

なお、前場のTOPIXは0.68%上昇し、後場の日銀ETF買い入れは期待できない。NT倍率は15.24倍から始まり15.32倍まで上昇している。ちょうど25日移動平均線の水準まで上昇してきており、ここからは強弱感が対立しやすくなろう。

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