米国株見通し:底堅い値動きか、FRBのハト派継続で買戻し

市況
2021年2月23日 15時13分

(14時50分現在)

S&P500先物      3,892.88(+19.38)

ナスダック100先物  13,308.62(+84.37)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は140ドル高。NY原油先物(WTI)も強含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

22日の取引で主要3指数はまちまち。S&Pは続落、ナスダックは反落したが、ダウは小幅高ながら続伸の31521ドルで取引を終えた。序盤は長期金利の上昇を手がかりにハイテク株を中心に売りが強まり、指数を下押しする場面もあった。その後、長期金利の上昇一服で売りは後退し、バイデン政権による大規模な財政出動による景気対策の早期実施に期待感が広がった。英国の制限解除なども好感され、経済の正常化を先取りした買戻しが優勢に。

本日は買い優勢か。追加経済対策は来週にも上院で採決され、3月中旬の成立を見込んだ買いが先行しよう。逆に、財政の悪化でインフレを招くとの観測も浮上しており、今日と明日行われるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言が焦点となる。足元の金利高をけん制する発言内容なら、ハイテク株に買戻しが強まり指数を押し上げる見通し。また、金融緩和の長期化などハト派寄りのスタンスを維持するとみられ、株買いを後押ししそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.