アイピーエス急反発、フィリピン当局が子会社に1.5ギガヘルツ帯を追加割り当てへ

材料
2021年3月1日 13時23分

アイ・ピー・エス<4390>が急反発。2月16日につけた昨年来高値3185円に接近している。同社はきょう朝方、子会社のInfiniVANがフィリピン国家通信委員会から1.5ギガヘルツ帯の周波数帯(20メガヘルツ×2)を新たに割り当てる通知書を受領したと発表。これによる今後の展開などが期待されているようだ。

現在InfiniVANに割り当てられている周波数帯は3.7ギガヘルツ帯と24ギガヘルツ帯の2種類で、これらの周波数帯は5G技術の特性である高速・高信頼性・低遅延・同時多数接続という長所を発揮できる性質を持つ半面、波長が短すぎることからサービス地域を広げるためには多数の基地局を必要とするなどの課題がある。新たに割り当てられる1.5ギガヘルツ帯は、相対的に波長が長いため電波が届きやすいほか、4Gの主要な携帯電話が対応していること、技術的に成熟しているといった長所がある。5Gがその技術的能力を最大限に発揮するまでには今後数年間を要するとみられており、それまでの間は従来の4G技術と新規の5G技術が併用されていく見込みだという。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.