東京株式(前引け)=反落、先物を絡めた売りで朝高後に軟化

市況
2021年3月2日 11時44分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比108円75銭安の2万9554円75銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億6826万株、売買代金概算は1兆2574億1000万円。値上がり銘柄数は533、対して値下がり銘柄数は1587、変わらずは74銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は日経平均が反落した。朝方は前日の欧米株が軒並み高かったことを受け、広範囲にリスクを取る動きが優勢だったが、寄り後は上値の重さが意識され、先物を絡めた売りで次第に水準を切り下げる展開を強いられた。前場終盤に日経平均はマイナス圏に沈んだ。3万円大台が近づくと、戻り売り圧力が強まる傾向がある。米株価指数先物が冴えない動きとなっていることや外国為替市場で円安が一服していることも買いを鈍らせた。前引け時点で東証1部全体の7割を超える銘柄が値を下げている。

個別ではファーストリテイリング<9983>が値を下げ、任天堂<7974>も安い。日本航空<9201> ANAホールディングス<9202>など空運株も売られた。花王<4452>も冴えない。サンデンホールディングス<6444>がストップ安、日本アジアグループ<3751>も急落した。半面、マネックスグループ<8698>が上昇、武田薬品工業<4502>も買いが優勢だった。ヒマラヤ<7514>がストップ高に買われたほか、セレス<3696>も大幅高、BEENOS<3328>、Ubicomホールディングス<3937>なども急伸。

出所:MINKABU PRESS

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