アライドアーキ Research Memo(6):「マーケティングDX支援企業」として圧倒的ポジションの確立を目指す

特集
2021年3月12日 15時06分

■今後の方向性

1. 中期テーマの設定

コロナ禍による環境変化がデジタルシフトを加速するなかで、マーケティング領域においてもデジタル化やデジタル人材の確保が課題となっている。アライドアーキテクツ<6081>では、マーケティング領域におけるDXを「デジタル技術・デジタル人材によって業務プロセスや手法を変革し、人と企業の関係性を高めること」と定義するとともに、これまで培ってきたSNSマーケティング支援ノウハウをはじめ、独自に開発してきたSaaSツールやソリューション提供の基盤となるデジタル人材の強みを生かし、「マーケティングDX支援企業」として圧倒的なポジションを確立することを新たな中期テーマとして掲げた。

2. 各事業の活動方針

2021年12月期を中期テーマ達成の第1ステージと位置付け、「SaaSの強化とデジタル人材の拡充」に取り組む方針である。また、各事業における活動方針は以下のとおりである。

(1)国内SaaS事業

新サービスの開発及び既存サービスの機能拡充により顧客層の拡大を目指すとともに、アップセル・クロスセルによる顧客単価の引き上げを目指す。

(2)海外SaaS事業

新サービスの開発等により新規顧客の獲得を目指すとともに、3D動画の供給能力の向上に取り組み、顧客単価の引き上げを狙う方針である。

(3)ソリューション事業

引き続きデジタル人材の拡充に取り組むほか、2021年4月には、新会社設立によりデジタルマーケティング人材のシェアリング事業を開始する予定である。また、グループ会社との連携強化など既存顧客へのアプローチを強め、顧客単価引き上げを目指す。

(4)中国進出支援事業

需要が拡大するなかで新規顧客の開拓を強化するとともに、在日中国人女性コミュニティ「BoJapan」の会員数増加や投稿コンテンツの質向上、「Vstar Japan」提携インフルエンサーの中国SNSでの影響力向上・提携人数の増加等にも取り組む。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《YM》

提供:フィスコ

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