東京株式(前引け)=反発、景気敏感株中心に押し目買い

市況
2021年3月25日 11時48分

25日前引けの日経平均株価は前営業日比303円75銭高の2万8709円27銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は6億4012万株、売買代金概算は1兆3526億7000万円。値上がり銘柄数は1828、対して値下がり銘柄数は310、変わらずは54銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、景気敏感株を中心に自律反発狙いの買いが優勢となり、日経平均は前引け段階で300円あまりの上昇をみせた。前日までの4日続落でこの間に1800円以上の下落をみせていたことから値ごろ感が意識され、押し目買いを誘導した。全体の8割以上の銘柄が上昇しているが、前日の米国株市場でハイテク株が売られたこともあり半導体関連などハイテク株には安い銘柄も散見される。業種別には非鉄や鉄鋼株のほか建設株などへの買いが目立つ。

個別では、キーエンス<6861>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。ファナック<6954>、SMC<6273>も買われた。日立製作所<6501>も上昇した。わかもと製薬<4512>が大きく切り返し、日本アジア投資<8518>が大幅高、日本アジアグループ<3751>も値を上げた。山陽特殊製鋼<5481>も高い。半面、ソフトバンクグループ<9984>の下値模索が続いているほか、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体関連なども安い。ダントーホールディングス<5337>が急反落、日野自動車<7205>も安い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.