明日注目すべき【好決算】銘柄 北陸電工、三菱電、TDK (28日引け後 発表分)
4月28日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
北陸電工 <1930> [東証P] ★今期経常は14%増で2期連続最高益、前期配当を4円増額・今期も48円継続へ
◆26年3月期の連結経常利益は前の期比18.2%増の54.5億円になり、従来予想の42億円を上回って着地。続く27年3月期も前期比13.7%増の62億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
前期上振れは工程管理や原価管理によってコスト削減が一段と進んだことが要因。今期は過去最大規模に積み上がった繰越工事高を背景に、売上高は700億円と14.7%の増収を見込む。賃上げなどに伴う人件費の増加は増収効果で吸収する。
併せて、前期の年間配当を44円→48円(前の期は44円)に増額し、今期も48円を継続する方針とした。
トーエネック <1946> [東証P] ★今期経常は4%増で3期連続最高益、前期配当を11円増額・今期も76円継続へ
◆26年3月期の連結経常利益は前の期比47.4%増の226億円に拡大して着地。続く27年3月期も前期比3.8%増の235億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。前期は屋内線工事の豊富な手持ち案件が順調に進捗したうえ、工事採算も向上し、大幅増益を達成した。今期はAIの普及やカーボンニュートラルに関連した需要の高まりを背景に、高水準な民間設備投資が継続するなか、4期連続の増収増益を見込む。
業績好調に伴い、前期の年間配当を65円→76円に増額し、今期も76円を継続する方針とした。
足もとの業績動向を踏まえ、中期経営計画を見直し、28年3月期の経常利益目標を従来の180億円→260億円に引き上げた。
山パン <2212> [東証P] ★1-3月期(1Q)経常は14%増益で着地
◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比13.5%増の187億円に伸びて着地。新技術を活用した品質向上効果によって食パンや菓子パンの主力製品が好調に推移したほか、低価格製品などの販売も伸びた。食品事業はすべての部門で増収を達成した。
併せて、7月1日出荷分から一部の食パン、菓子パン、和洋菓子の価格改定を実施すると発表。平均で5.6%の値上げとなる。
内外テック <3374> [東証S] ★前期経常を78%上方修正、配当も5円増額
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の7.8億円→13.8億円に78.1%上方修正。減益率が48.9%減→8.9%減に縮小する見通しとなった。生成AIに必要なデータセンター用のAI半導体の設備投資需要などが牽引し、販売事業で顧客の在庫調整が解消に向かったことに加え、販管費の抑制が進んだことが上振れの要因。
併せて、期末一括配当を従来計画の100円→105円(前の期は100円)に増額修正した。
インテリクス <463A> [東証S] ★今期経常を一転3%増益に上方修正・最高益、配当も1円増額
◆26年5月期の連結経常利益を従来予想の20億円→22.3億円に11.3%上方修正。従来の減益予想から一転して3.0%増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。主力のリノヴェックスマンション販売で首都圏周辺エリアから都心部への仕入れシフトが奏功し、平均販売価格の上昇と利益率が向上していることを織り込んだ。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の46円→47円(前期は46円)に増額修正した。
東自機 <6360> [東証S] ★前期経常を52%上方修正、配当も60円増額
◆26年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.7億円→8.6億円に51.8%上方修正。減益率が66.9%減→49.7%減に縮小する見通しとなった。一部案件の次期への繰り越しなどで売上高は計画を下回った一方、効率化や価格転嫁の進展によって原価率が改善したことが利益を大きく押し上げた。
併せて、期末一括配当を従来計画の100円→160円(前の期は240円)に大幅増額修正した。
三菱電 <6503> [東証P] ★今期最終は16%増で4期連続最高益更新へ
◆26年3月期の連結最終利益は前の期比25.8%増の4077億円で着地。続く27年3月期も前期比16.5%増の4750億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は防衛システム事業、FAシステム事業、ライフ部門の規模拡大を計画するほか、価格改善や前期に実施した早期退職制度に伴う一時費用の消失も大幅増益につながる。
TDK <6762> [東証P] ★今期最終は15%増で3期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は4円増配へ
◆26年3月期の連結最終利益は前の期比17.1%増の1956億円で着地。続く27年3月期も前期比15.0%増の2250億円に伸び、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はデータセンター関連市場の拡大を追い風に、AIサーバー向け受動部品やHDDヘッド・サスペンションなどの販売増加を見込む。合理化によるコスト削減や重点モニタリング事業の構造改革効果も利益を押し上げる。
併せて、前期の年間配当を34円→36円(前の期は86円)に増額し、今期も前期比4円増の40円に増配する方針とした。
グランディ <8999> [東証P] ★前期経常を24%上方修正
◆26年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→14.8億円に23.8%上方修正。増益率が30.7%増→61.8%増に拡大する見通しとなった。新築住宅の販売価格上昇で住宅需要が伸び悩み、売上高は計画を下回ったものの、在庫管理や経費管理による収益性の改善を進めたことで利益は上振れした。
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株探ニュース