株価指数先物【寄り前コメント】 徐々にNT修正を想定したNTロング狙いも
大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 29310 -170 (-0.57%)
TOPIX先物 1970.0 -8.0 (-0.40%)
シカゴ先物 29370 -110
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)
30日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。バイデン大統領による格差是正とインフラ計画の発表を31日に控え、一段の財政支出による影響が意識されて長期金利が上昇。原油相場の下落も重荷となる形で、利益確定が優勢となった。ただし、バリューローテーションの流れとはなったものの、ハイテク株については小幅な下落にとどまっている。
シカゴ先物清算値は大阪比110円安の2万9370円だった。日経225先物のナイトセッションは日中比変わらずの2万9480円で始まり、開始直後に2万9540円まで上昇。しかし、米国市場の開始に向けて軟化して2万9310円まで下落した後は、概ね2万9310円~2万9420円辺りでのレンジ推移が続き、結局はナイトセッションの安値で取引を終えた。
本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い優勢の展開になろう。ただし、SOX指数が小幅な下落にとどまっているほか、VIX指数は19.61に低下しており、長期金利上昇を過度に警戒視する流れにはならないと予想される。昨日はファーストリテイリング <9983> など指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好だったこともあり、日経平均型への反動は意識されそうだが、全体感としては底堅さが意識されそうだ。
また、NT倍率は先物中心限月で3月22日の14.64倍をボトムに、昨日は14.90倍まで上昇している。バリューローテーションを意識しつつも、3月2日の15.68倍からの低下に対する修正の動きも想定されやすいところである。昨日の反動で若干の低下は見込まれるものの、現在の下値を切り上げるトレンドを維持する動きとなるようであれば、NT倍率の上昇を想定したNTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)によるスプレッド狙いのポジションが積み上がってくる可能性はありそうだ。
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株探ニュース