日創プロニは大幅安、主力事業の受注減などで21年8月期業績予想を下方修正
日創プロニティ<3440>が大幅安となっている。同社は30日取引終了後に、21年8月期通期の連結業績予想を修正。売上高見通しは前期比16.6%減の70億円(従来予想は88億円)、営業利益見通しは同78.4%減の1億6000万円(従来予想は7億8000万円)に下方修正した。
主力の金属加工事業で当初見込んでいた複数の太陽電池アレイ支持架台の材工一括案件について、EPC事業者(設計、資機材調達、建設工事を含む一連の工程を請け負う事業者)として受託し同社に発注予定であった取引先が失注となった案件や、施主とEPC事業者間のスケジュールが遅れ着工遅延となっている案件が発生し、受注が減少したことなどが主な要因だとしている。
なお、同時に公表した21年8月期第2四半期累計(20年9月~21年2月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.7%減の39億4400万円(従来予想は43億円)、営業利益は同60.0%減の2億4000万円(従来予想は3億8000万円)と下振れ着地した。