イビデンが4日ぶり反発、国内有力証券は新規「A」でカバレッジ開始
イビデン<4062>が4日ぶりに反発。岩井コスモ証券は30日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は6000円とした。5Gとデジタルトランスフォーメーション(DX)の普及によりICパッケージ基板が絶好調で、半導体スーパーサイクルの恩恵を享受していることを評価。また、売上高の4分の1を占める大手顧客の米インテルが大型投資を決定し、受託製造会社(ファウンドリー)事業に参入を決めたこともプラス材料とみている。同社は2月に21年3月期連結営業利益を270億円から355億円(前期比80%増)に増額修正したが、同証券では380億円への一段の上振れを予想。22年3月期の同利益は480億円を見込んでいる。