IDHDは急反発、株式分割の実施や22年3月期の実質増配を好感
IDホールディングス<4709>が大幅高で4日ぶりに反発している。3月31日取引終了後、6月30日現在の株主を対象に1株から1.5株への株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の3分の2に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かっている。
併せて、中期経営計画の最終年度である22年3月期の数値目標を修正すると発表。22年3月期の営業利益目標を従来の18億5000万円から19億円に上方修正し、配当予想は年間40円(21年3月期計画は50円)実施する方針とした。配当は株式分割換算前で実質10円の増額となり、これも評価材料となっている。