サイジニアがS高カイ気配、デジタルマーケティング企業の経営統合で業容拡大期待
サイジニア<6031>が300円高はストップ高となる1374円でカイ気配に張り付いている。同社はネット上でのマーケティング支援サービスを展開し、ソフトバンク<9434>が筆頭株主となっている。足もとの業績は赤字が続いているものの、赤字幅は縮小傾向にあり、収益回復への道を探る段階にある。そうしたなか、31日取引終了後にデジタルマーケティングソリューションを展開するZETA(東京都世田谷区)を株式交換により経営統合することを発表、これが株価を強く刺激した。経営統合に伴いデジタルマーケティング事業における業容拡大が見込まれることで、これを手掛かりに投資資金が流入した。株式需給面では信用買い残も枯れた状態で、売り圧力の乏しさが株高を助長する形となっている。
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