東京株式(前引け)=続伸、景気敏感株買われ3万円大台復帰

市況
2021年4月5日 11時49分

週明け5日前引けの日経平均株価は前営業日比229円19銭高の3万83円19銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億415万株、売買代金概算は1兆327億2000万円。値上がり銘柄数は1482、対して値下がり銘柄数は623、変わらずは85銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ総じて買いが優勢となり日経平均は続伸、フシ目の3万円大台を回復した。前週末の米国株市場は休場だったが、注目された3月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が事前の市場コンセンサスを大幅に上回ったことが、景気回復期待につながりリスクを取る動きが強まった。業種別では景気敏感の海運、空運、非鉄株などが買われたほか、銀行、証券株なども投資資金が流入した。半導体関連も利食い圧力をこなし上値指向を続ける銘柄が多かった。東証1部全体の68%の銘柄が上昇した。なお、売買代金は、1兆円は上回ったもののやや低調だった。

個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、レーザーテック<6920>も買い優勢。マネックスグループ<8698>が物色人気、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上昇した。グローバルキッズCOMPANY<6189>が値を飛ばし、大阪有機化学工業<4187>も商いを伴い大幅高となった。半面、キーエンス<6861>が冴えず、レノバ<9519>は大幅安、リクルートホールディングス<6098>も軟調だった。セレス<3696>、エスプール<2471>などが大きく下げた。東洋エンジニアリング<6330>も安い。

出所:MINKABU PRESS

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