わらべ日洋がカイ気配、22年2月期営業35%増益見通しで指標面の割安さ際立つ
わらべや日洋ホールディングス<2918>が寄り付き大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配のまま水準を切り上げる展開となっている。同社は弁当や調理パンの製造を手掛けセブン‐イレブン向けを主力としているが、足もとの業績は好調に推移している。同社が前週末9日取引終了後に発表した22年2月期の業績予想は営業利益段階で前期比35%増の45億円と高水準の伸びを示す見通しで、これがサプライズとなって物色人気が集中した。前週末終値ベースでPERが10倍台、PBRが0.6倍台と株価指標面から非常に割安感が強いことも、買いの根拠となっている。