イワキが大幅続伸、前期取得の子会社寄与し5月中間期営業利益予想を上方修正
イワキ<8095>が大幅続伸し年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後、第2四半期累計(20年12月~21年5月)連結業績予想について、営業利益を11億円から14億3000万円(前年同期比62.8%増)へ、純利益を7億1000万円から9億2000万円(同55.3%増)へ上方修正したことが好感されている。
売上高は363億円(同17.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、前期に取得した連結子会社の業績が大きく寄与する。また、広告宣伝費が予算を下回ることや、在宅勤務、オンライン会議推進による経費削減効果なども寄与する。なお、21年11月期通期業績予想は、売上高730億円(前期比11.7%増)、営業利益26億円(同27.8%増)、純利益20億円(同0.8%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に発表した第1四半期(20年12月~21年2月)決算は、売上高169億7500万円(前年同期比16.5%増)、営業利益6億6300万円(同2.4倍)、純利益3億9800万円(同2.0倍)だった。