ノダが大幅続伸で年初来高値、内製化促進など寄与し第1四半期営業利益40%増
ノダ<7879>が大幅続伸で年初来高値を更新した。前週末9日の取引終了後に発表した第1四半期(20年12月~21年2月)連結決算が、営業利益9億5400万円(前年同期比40.4%増)、純利益6億2000万円(同49.1%増)と大幅な増益となったことが好感されている。
住宅需要が引き続き低調に推移した影響で、売上高は153億9700万円(同0.6%減)となった。ただ、内製化促進など各種コストダウン策や昨年4月の一部製品価格改定効果に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う活動自粛及びリモートでの活動により、出張旅費や販促費などが減少したことが利益を押し上げた。
なお、21年11月期通期業績予想は、売上高640億円(前期比2.8%増)、営業利益29億円(同4.2%増)、純利益19億(同12.3%増)の従来見通しを据え置いている。